集中治療室で過ごした妊婦期

切迫早産、前期破水・・・

妊娠28週で破水

オンエア直前は全力で走ってた報道フロア。
それが響いたのか、切迫早産で自宅療養となっていたのですが…子宮頚管の長さが短くなりすぎて、入院することになってしまったのです。入院準備、家族の誰か手伝えますか⁉などと聞かれるものの、夜勤明けでウチにいるはずの旦那は電話に出てくれることもなく…ホントは極力動いちゃダメな体であれこれ支度。

まさかの破水⁉

入院4日目に突然の破水。
お腹の張りを抑えるための点滴(ウテメリン)の投入量もあげてもらいましたが、これまでにないくらいの痛みも伴ってきました。・・・陣痛⁉
まだ心の準備もできてないし、まだ肺の機能もできていない段階の28週なのにどうなっちゃうの⁉と不安に。
「家族の誰か付き添えますか⁉」と言われ、旦那に連絡とるも、仕事が延びそうだと来てもらえず(涙) 救急車で大学病院に運び込まれ 「ご家族はまだですか?」と言われるたび、リスクある中生まれてくるかもしれない赤ちゃんのことが心配ではないのかと旦那への不満も募りましたが、自分がしっかりしなくてはと、意外と冷静になれたのでした。

集中治療室のハイリスク妊婦s

静かで外の様子も一切わからない閉鎖的空間でカーテンの中に一人きり。絶対安静の集中治療室生活がスタート。入院したのは夏で、うつりゆく季節を感じることもない日常…。カーテン越しに聞こえる会話から、いろんなケースのハイリスク妊婦さんたちを身近に感じました。
普通に直前まで仕事して、産休入って、自然に子どもを生んで…と思って過ごしてきたけど、
滅多にないケースの妊婦さんたちがいることをリアルに知ることができて、これは見聞を広めよと子どもが私に与えてくれた貴重な機会なのかと思いました。

出血! このタイミングで何?

すでに破水してて、今度は出血って…。赤ちゃんに何かあったわけじゃないよねと心配になりました。例によって、旦那には連絡しても、あまり大事と捉えてないようで。破水したときもそうだけど、赤ちゃんが生まれてくるかもしんないんだよって話をしました。どれだけ理解してもらえているかわからなかったけど、まるで赤ちゃんから「ボクが生まれてくるときには、
お父さんもそばにいてよね」と言われているようでした。

死ぬかと思った大量マグセント

点滴してるのに、妊娠9か月で10分起きの定期的な張りや強めの痛みがやってきて、とうとう秘密兵器が投入されることに。ウテメリンに加え、大量のマグセント。激痛すぎて、ベッドでもがき苦しみ・・・薬に殺されると思った。副作用で頭がんがん、気持ち悪いし…。赤ちゃんを産むためには、自然の流れに逆らって、辛い思いまでしないといけないものなの⁉と思いました。地獄。

まだ見ぬムスコの優しさ

妊娠30週を過ぎ、胎動が激しくなりました。
元気だよーって教えてくれるのは嬉しいけど、
静かになったかと思うとすぐ動き出して(笑)
私自身も寝つけないほど動くから、早く出したいと思ったこともありました。

そんなある日。
旦那が赤ちゃんに話しかけました。
「お父さんがお見舞いに来られないときは、
お母さんのこと よろしく頼むよ」

旦那が帰った後、ムスコは、お腹の中でいつもとは違った仕草をしてくれました。それは、まるで、なでなでしてくれているようで、あったかいキモチになれました。まだ見ぬムスコですが、お腹の中ですでにお話は聞いてくれているし、性格も出るもんなんだなと感じました。

「大丈夫だよ」ってさすってもらえてるような不思議な感覚は未だに忘れられません。

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